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国立音楽大学 音楽文化デザイン学科 コンピュータ音楽研究室

参加大学・研究機関紹介

担当教員:今井慎太郎

大学の紹介
1991年に設立され日本で初めて本格的なインタラクティブ・コンピュータ音楽を取り扱い、世界的に高い評価を受けてきた国立音楽大学「音楽デザイン学科」の流れを、音楽文化デザイン学科コンピュータ音楽系は受け継いでいます。
本大学で学ぶコンピュータ音楽とは、単なる既存の音楽スタイルの電子化ではなく、コンピュータなどのテクノロジーを用いた新しい芸術表現の模索です。そしてその成果を創作や研究、ひいては広く音楽文化に応用してゆくことが目標です。
ほぼ全ての学生は、作曲理論やアナリーゼ、音響、録音、PAエンジニアリングなどをコンピュータ系の授業と合わせて学びます。習得した様々な技能を主に作品の創作を通して統合し、その過程で音に対する普遍的な美意識を洗練させてゆきます。
あくまで音や音楽を軸としながら、学生個々の興味によって映像やパフォーマンス、インタラクティブメディアなども取り入れ、さらに表現領域を広げることも試みます。加えて、創作物を発表するための環境を構築運営することまで含めた、総合的な技能と視座を獲得します。
学外にて年に2回開催しているコンサート「Sonic Interaction」では、作品の出品のみならず、コンサートの企画製作、設営、PA、ステージ転換、照明、マネージメント、チラシ制作や広報などにわたるまで、すべてを学生たちの手で実現させます。発表の場は同時に、それをサポートするための協業経験を積む機会でもあるのです。

連絡先
〒190-8520 東京都立川市柏町5-5-1
国立音楽大学 音楽文化デザイン学科
コンピュータ音楽研究室

担当教員からのメッセージ
次々と更新されるテクノロジーやソフトウェアに翻弄されることなく優れたコンピュータ音楽の創作を行うには、なによりも美学が必要です。それを涵養するためには、音楽のみならず様々な芸術や文学、哲学などに、ただ漠然とではなく問題意識を持って日ごろから触れてください。創作者の美意識に裏打ちされた斬新な作品を期待しています。

担当教員の紹介
今井慎太郎(いまいしんたろう)
国立音楽大学にて莱孝之、E.オニャ、C.リッピ各氏に師事。同大学大学院修了後、Ircamにて研鑽を積み、P.ユレル氏に師事。02年度文化庁派遣芸術家在外研修員として、ZKMにて研究活動を、また04年度DAADベルリン客員芸術家として、ベルリン工科大学を拠点に創作活動を行う。08年よりバウハウス・デッサウ財団にてバウハウス舞台の音楽ディレクションをたびたび務める。ブールジュ国際電子音楽コンクール「レジデンス賞」、ムジカ・ノヴァ国際電子音楽コンクール第1位および特別賞、ZKM国際電子音楽コンクール第1位など、受賞多数。


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藤村治子『灰の海』

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高橋渓太郎『ideo II』

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濱野峻行『.f』

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学生によるPAオペレーション